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「自社の強み」が分からない企業ホームページの作り方

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「自社の強み」が分からない企業ホームページの作り方

ホームページ制作の初期段階に良くする質問があります。

御社の強みは何ですか?

これはホームページのコンセプトを決める重要な質問で、ここをぼんやりとしたまま進めてしまうとぼんやりとしたホームページへ一直線となってしまいます。
ぼんやりとしたホームページは、想定するターゲットがぼんやりしていることが殆どで閲覧者の心にそれほどフックしません。その結果「数打てば当たるはず」と大量の広告費を重ね疲弊するケースが多いため極力避けます。

とはいえ「いきなり強みを聞かれても…」となる方が多いと思います。そこで自社の強みを知る手掛かりとして「3C分析」を参考にします。
3C分析」とは、自社を取り巻く環境を分析し経営戦略に活かすための考え方として提唱され、「市場」「競合」「自社」の3つを分析するといったものです。戦略立案の簡単なチェックにも活用できるフレームワークで、この3Cを元に下記の質問を用意します。

  • 顧客は自社の何に満足しているか。
  • 何故他社ではなく自社を選んでいるのか。
  • その満足を生み出すために何をしているか。

この質問であれば具体的な回答にぐっと近づきます。
そして回答が具体的であるほど、そのまま自社の強みを明確にするはずです。

自社の強みが把握できれば、どのターゲットに何を訴求するかの大きなヒントとなるので、ホームページを良い機会として、営業・広報といった企業活動全体の簡単なチェックと一緒に是非どうぞ。

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著者近影

著者/ATSEED

いつもの漠然とした情報収集をコラムとして蓄積することで、記憶能力の劣化に全力で対抗する大阪のおっさん。1976年製。

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