1分で十分だ

小さな記事から生まれるアイデアもあるはず

ウェブ担当初心者の1分を奪うコラム

リファラスパムに学ぶターゲット想定の重要性

ペルソナマーケティング ドメイン リファラスパム 集客・ウェブマーケティング

リファラスパムに学ぶターゲット想定の重要性

ここ数日「copyrightclaims.org」からのアクセスが増えていたのでドメインのサイトを確認すると、外国のサービスサイトへ転送されるという典型的なリファラスパムでした。

リファラスパムとは、アクセス参照元(リファラ)を利用した無差別広告(スパム)のことで、アクセス解析の権限を持つ「サイト管理者」をターゲットとするものです。
スパムの参照元サイトには悪質なスクリプトが埋め込まれていたりと迷惑な話ですが、注目したいのはスパム行為の是非ではなく、ターゲットに即したドメインが選定されているという点です。

自サイトへの流入元を確認しているサイト管理者にとって、上記のようなドメイン名はとても関心高いキーワードです。「copyright」と「claim」しかも「.org」という非営利団体を表すトップレベルドメインが並ぶと、著作権絡みの調査でも入っているのかと一度は確認せざるを得ません。

当然、ドメイン名やファイル名だけで集客できる訳でもなく、企業公式サイトのドメインに企業名以外のワードを用いるデメリットもあるため、これをそのまま集客の施策にはできませんが、ターゲット想定がどれだけ集客に重要であるかを説明するには十分な例だと思います。

ですが、関係者が増えるほど絞り込みが弱くなったり、多くのニーズを取り入れた結果どのニーズも満たさないものになったりと、ターゲット想定は思っている以上に難しく、これを解決してくれるペルソナマーケティングをまたの機会に。

この記事はあなたの1分に見合いましたか?
著者近影

著者/ATSEED

いつもの漠然とした情報収集をコラムとして蓄積することで、記憶能力の劣化に全力で対抗する大阪のおっさん。1976年製。

ページ上部へ戻る