「ホームページのターゲットは30代の男性会社員で。」
ターゲットを意識するなど真剣にホームページをされたい方との打ち合わせはとても楽しく、こちらも色々とご提案の幅が広がります。今回のペルソナマーケティングもそういった話題の一つです。
ペルソナとは元々心理学の概念ですが、マーケティングにおいては「提供するサービスにとって象徴的な顧客モデル」といった意味合いで用いられます。
具体的には、社会的地位・家族構成・生活サイクルから性格や口癖といった様々な特徴を細かく想定し、架空であるにもかかわらず実在する人物のように設定された顧客モデルといったものです。
そしてペルソナマーケティングとは、そのペルソナに対してどうやってサービスを購入してもらうかを考え施策に落とし込んでいく手法となります。
売り込みたいターゲットの特徴が詳細かつ鮮明であるほど、関心を惹くコンテンツやデザインの取捨選択、運営における施策の効果的なタイミングなどが具体的となり優先業務の絞込み・選択が容易になることや、関係者間で具体的な顧客を共有できるため認識違いによる無駄な議論や作業などのコストカットが可能など、その効果は想像以上のものになると思います。
ペルソナを深く分析することでお客様目線でのサービスのあり方だけでなく、お客様自身も気付いていない潜在的ニーズに気付くといったケースも少なくありません。
社内でまだペルソナを作成されていなければこの機会に是非試してみてください。